長年使っているlanケーブルでは通信速度の規格が送受信を行う機器よりも古いものになっていることがあります。

ケーブル側面に通信規格であるCATという規格の表示がありますが長年変更していないままだとCAT6や5eといったように古い規格のものをそのまま使っていることもあります。そのようなlanケーブルでは機器の本当の通信速度を生かすことができないため家電量販店やネット通販などでより規格の新しいCAT7やCAT8といった規格のケーブルに変更しましょう。

ケーブルの形自体は変更されていないため以前のlanケーブルを外し、購入した新しいものを刺すだけで簡単に新しいものに変更できます。ケーブルを変えるだけという簡単なことではありますが通信速度の面で見ると雲泥の差で改善される場合もあります。

例えばCAT4では16Mbpsの通信速度で規格認定がもらえますがCAT7では10Gbpsの速度に対応することが求められているため実に625倍もの通信速度の差があることになります。家は光通信で契約しているのにパソコンでのインターネットが遅いと感じる人には効果が高い可能性が高く、上記のようなCAT4規格のケーブルを使用している状態であったとすると今まで10分読み込みに必要としていたファイルもたった1秒で読み込むことができるようになる可能性があるのです。みなさんも一度お手元のlanケーブルの通信規格を確認してみてはいかがでしょうか。