結束バンドというのは、複数からなるケーブルを一つにまとめるために使用する一種の配線材料の事を指します。

普通のバンドと比べて特徴的な構造が表面の凹凸になります。この構造によってただのバンドでケーブルをまとめた時の、少しケーブル自体が動くという欠点を解消することができます。この凹凸構造で摩擦力が働くことになり、ケーブルが滑ってしまう現象を防いでくれるのです。ヘッド部分は確実にバンドを締め付けることができるようにロックがかかるので、ほどけてしまうというような心配をする必要はありません。

色は一般的な透明な製品以外にも、様々な色が存在します。本体自体はプラスチック製ではあるものの、頑丈さにも優れている厚めの素材を採用しているので、簡単にはひびが入りません。そのようなことを可能いしているのは結束バンド自体がしなやかに動くことができるからです。あまり頑丈になりすぎると配線などを傷つけるのではないかと心配されるかもしれません。しかし、結束バンドは凹凸の表面だけではなく、両端には滑らかな面ももけているので、傷つけるようなことにはならないでしょう。

長いものや太いものを巻き付ける際には、複数の結束バンドを使用することによってより強度が増すのでお勧めです。使用されているおもな材質は６６ナイロン以外にも、フッ素樹脂やポリアセタールなどの複数の素材を組み合わせています。これがバンドの強度を高める結果になっています。
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